ラオス農業の特徴

今現在、広大な農地での効率の良い有機農業が可能です。しかし、ここ数年のうちには、高速道路網ができあがるとラオスインドシナ半島の中心地帯になり、インドシナ全体の経済が活性化され、ラオスも経済的に急激な変化が見られる可能性があり、農地の確保も時間と費用が増大するものと思われます。
ラオスの農業の特徴としては、
1.ラオスの農地は有機農業が可能であるため、生産される作物は安全でおいしく、世界の市場では非常に価値が高い。
2.農業・加工工場の従事者の給与がタイの3分の1程度で安価な労働力がある。そのため生産コストが安く農業ビジネスとして可能性がとても高い。
3.ラオスのインフラが劇的に改善され、インドシナ半島の中心的な位置に立地して、農産品の物流がとてもよくなり周辺各国の市場に輸出できます。
4.ラオスの政治も安定しており、海外からの投資に対してメリットのある特典が用意され、魅力のある農業ビジネスモデルが構築できる。
5. ラオスの国民性は勤勉でとても素直で、好戦的ではないので農業従業員としてとても対応しやすい。そしてラオス就労者の約90%が農業関係で働いており、将来を担う若い農業経験者の確保も簡単にできます。そのため地元の農業関係のネットワークも構築しやすく、多品種少量生産、大量生産も可能です。